『マスタリング・イーサリアム』の翻訳に参加しました。

シリーズ

トークンモデルについて考える

プロジェクトの質・トークン価値・インセンティブ設計が別物である理由

「2019年は淘汰の時代って言ってたけど結局上がるときは全部一緒に上がっていくじゃねーか」という声が聞こえてきます。 トークン市場の時価総額はSoV性と幻想でできているのが現状なので、それは仕方ないことです。なので、短期的には暗号通貨...
シリーズ

暗号通貨のトークンモデル分析の現状について

「どうすれば価値の裏付けのない暗号通貨を適切に評価できるか」は暗号通貨領域において、そこそこホットなトピックであり続けています。この記事では自分が知っている範囲のトークンモデル分析について概観します。 投資家はトークンモデルを深く理解し、...
暗号通貨

【暗号通貨で学ぶ英語 vol.5】extol&関係副詞の非制限用法

今日の語彙 - extol extol 褒めそやす、激賞する 動詞 There has been a large number of projects recently that extol the virtues of exten...
MakerDAOとStablecoin

MakerDAOのガバナンスモデルメモ 1

ブロックチェーンガバナンスについて ブロックチェーンガバナンスが話題になっています(個人的に)。以下のページはオンチェーンとオフチェーンのガバナンスの違いについて説明しました。 チェーンのガバナンスについて取り組んでいるプロジェクト...
Havven

Havvenのトークン設計並びにホルダーが想定する流通速度の想定値

今日はステーブルトークンであるHavvenについて考えてみたいと思います。MakerDAOシリーズのようにWPの全ページを細かく見ていくことはせずに、プロジェクトの概観とトークン設計の焦点を当てます。 Havvenは以前に紹介したMake...
Ethereumを批判的に読む

【Ethereumを批判的に読む】ビットコイン開発者によるスマートコントラクト批評

以下は「The Truth about Smart Contracts – Jimmy Song – Medium」から。引用符を使っているところや、引用があることが括弧等によって明記されている部分以外は、私indivの個人の意見、もしくは...
Basis

アルゴリズミック中央銀行「Basis Protocol」の仕組みと疑問

今日はステーブルコイン関連のプロジェクトである「Basis Protocol」について見ていきたいと思います。Basis ProtocolはネイティブトークンであるBasisトークンの価格を一定の収束させ安定させることを目指しています。 ...
シリーズ

ブロックチェーンのガバナンスモデル – on-chain vs off-chain

今日はブロックチェーンにおけるガバナンスについて簡単に考察したいと思います。「ガバナンス」は抽象的な言葉なので、本記事に置いては「コードをアップデートする方法」のことをガバナンスという言葉で表現したいと思います。 去年の8月にビットコイン...
シリーズ

【暗号通貨で学ぶ英語 vol.4】flaw&文を一要素にまとめるthat

今日の語彙 - flaw flaw 欠陥、欠点 名詞 The flaw in all of this, of course, is that the average voter has only a very small chanc...
これから「分散型取引所」の話をしよう

0x Trade WidgetとDEXの未来

0x ProtocolをベースにしたRelayerを使って取引を行う場合、ユーザーはETHをコントラクトに送るだけでなく、ETHをWETHに変換したり、手数料としてのZRXを用意したりと、面倒なことをせざるを得ませんでした。 このようなプ...
シリーズ

【暗号通貨で学ぶ英語 vol.3】render ASIC/GPUs useless&主語補語/目的語補語

今日の語彙 - render render ~の状態にする 動詞 Successful attacks don’t render GPUs useless — they can be simply used on other cha...
シリーズ

【暗号通貨で学ぶ英語 vol.2】albeit&等位節を作る現在分詞

今日の語彙 - albeit albeit ~ではあるが、~にも関わらず 接続詞 With “ASIC Resistant” algorithms, the gap in performance between GPUs and A...
シリーズ

【暗号通貨で学ぶ英語 vol.1】strongly-worded&現在分詞による付帯状況の説明

不定期で英語学習関連の連載を始めます。自分の勉強も兼ねて、「自力で各プロジェクトのMedium公式記事が読めるくらいの英語力」を養成することを目指します。 今日の語彙 - strongly-worded strongly-worded ...
MakerDAOとStablecoin

【MakerDAOとStablecoin】担保資産の市場価格が大幅に下落した際の仕組み

この記事ではAutomatic Liquidationについて說明します。Liquidation概要については以下の記事も簡潔な説明をしています。 Automatic Liquidation of risky CDPs MakerD...
MakerDAOとStablecoin

【MakerDAOとStablecoin】プラットフォームにおけるリスクマネジメントの仕組み

このシリーズも第五回になりました。 前回の記事はこちら。 Risk management of The Maker Platform リスクマネジメントのためのアクション MKRホルダーにはリスクマネジメントに関連する以下のアク...
暗号通貨

投資会社からクリプトプロジェクトへの投資動向について 18年4月

最近目に見えて、既存の投資会社からクリプト関連プロジェクトへの投資が増えています。逆に言うと、お手軽で無責任な錬金術に見えたICOではなく、投資会社を株主として迎え入れるプロジェクトが増えたということです。 ICOを選ばない理由についてD...
MakerDAOとStablecoin

【MakerDAOとStablecoin】価格安定に寄与するTarget Rate Feedback MechanismとSensitivity Parameterの仕組み

時間が空いてしまいましたが、Maker DAOのWP読みを進めたいと思います。 前回の記事はこちら。 Target Rate Feedback Mechanism (TRFM) TRFMは市場が不安定に陥った際に作動し、DAIの価...
これから「分散型取引所」の話をしよう

【これから「分散型取引所」の話をしよう】オンチェーン販売所「KyberNetwork」の仕組み

少し前にKyberNetworkのベータ版がメインネットでローンチされ注目を集めました。KyberNetworkはいわゆるDEXに分類されるサービスです。つまりBitFlyerやZaif等の取引所に自身の暗号通貨資産を移動させることなく、自...