『マスタリング・イーサリアム』の翻訳に参加しました。

Ethereum経済圏

MakerDAOとStablecoin

【MakerDAOとStablecoin】担保資産の市場価格が大幅に下落した際の仕組み

この記事ではAutomatic Liquidationについて說明します。Liquidation概要については以下の記事も簡潔な説明をしています。 Automatic Liquidation of risky CDPs MakerD...
MakerDAOとStablecoin

【MakerDAOとStablecoin】プラットフォームにおけるリスクマネジメントの仕組み

このシリーズも第五回になりました。 前回の記事はこちら。 Risk management of The Maker Platform リスクマネジメントのためのアクション MKRホルダーにはリスクマネジメントに関連する以下のアク...
MakerDAOとStablecoin

【MakerDAOとStablecoin】価格安定に寄与するTarget Rate Feedback MechanismとSensitivity Parameterの仕組み

時間が空いてしまいましたが、Maker DAOのWP読みを進めたいと思います。 前回の記事はこちら。 Target Rate Feedback Mechanism (TRFM) TRFMは市場が不安定に陥った際に作動し、DAIの価...
これから「分散型取引所」の話をしよう

【これから「分散型取引所」の話をしよう】オンチェーン販売所「KyberNetwork」の仕組み

少し前にKyberNetworkのベータ版がメインネットでローンチされ注目を集めました。KyberNetworkはいわゆるDEXに分類されるサービスです。つまりBitFlyerやZaif等の取引所に自身の暗号通貨資産を移動させることなく、自...
MakerDAOとStablecoin

【MakerDAOとStablecoin】Price Stability Mechanismsの仕組み

MakerDAOシリーズ第三弾です。今回もCDPやKeeperなどの特殊用語が頻発します。CDPは第一弾で、Keeperは第二弾で說明しています。  Price Stability Mechanisms DAIをステーブルコイン...
MakerDAOとStablecoin

【MakerDAOとStablecoin】Collateralized Debt Position Smart Contractsの仕組み

本シリーズでは、MakerDAOのWhite Paper(PDF)を順に要約していきます。 MakerDAOではEtherを担保にすることにより、DAIトークンを発行できます。DAIシステムでは1DAI=1USDのレートを可能な限り維持す...
プロジェクト紹介

Vitalik氏が提案した新しいICOの形「DAICO」の概要

数日前にVitalik氏がEthresearchに現行のICOの問題点を改善したDAICOを提案しました。DAICOはDAO(自律分散型組織)とICO(Initial Coin Offering)を組み合わせたもので、資金調達チームによる資...
プロジェクト紹介

DAppsの夜明け? ~分散予測市場「Gnosis Olympia」トーナメントの所感と課題点~

明けましておめでとうございます。 私は現在、分散予測市場プロジェクトであるGnosisのトーナメントに参加中です。こちらはまだベータ版で、EthereumのRinkebyテストネットにおいて稼働しています。Olympiaに関しては以下の記...
プロジェクト紹介

分散予測市場のGnosisが誰でも参加できる予測トーナメント「Olympia」を開催

1週間ほど前にGnosisが分散予測市場トーナメント「Olympia」を開始しました。 予測市場というのは、明日の天気や次の選挙結果、年末のハッシュレートなど、客観的に事実を確認できる未来の事柄を、参加者全員で予測しようというものです...
これから「分散型取引所」の話をしよう

【これから「分散型取引所」の話をしよう】2017年に話題になったDEXをまとめてみる

この記事は「Ethereum Advent Calendar 2017」の 18 日目の記事です。 既に、情報量が多く質の高い記事が多数公開されているので、Ethereumのみならず、暗号通貨全般、スマートコントラクト、ブロックチェーン等...
プロジェクト紹介

Ethereum上で猫を育てる「CryptoKitties」最高落札額は1300万円、運営報酬は2100万円 ~仕組みとビジネスモデル~

「CryptoKitties」は直訳すると「秘密の猫ちゃん」になりますが、CryptoKittiesのCryptoは「暗号」を意味します。「Cryptocurrency(暗号通貨)」の暗号と一緒ですね。CryptoKittiesは暗号学的に...
ニュース

スイスのZugにおいてuPortを用いた市民権の証明が可能に

uPortはEthereumのブロックチェーンを用いたアイデンティティ管理サービスで、現在アルファ版が公開されています。先日メキシコで行われたEthereumの開発者会議「Devcon3」にも登壇しており、現地ではuPortによって用意され...
ニュース

Ethereum系Dappsが共同でWETHの実装を統一へ

現在Ethereum上のトークンの多くはERC20という「トークンを作成する際の規格」に従って作られています。各トークンの仕様に一定の基準を設けることで、Ethereum経済圏内でのトークンのやり取りを容易にしているのです。各トークンが規格...
プロジェクト紹介

オラクルとは何か? Devcon3に登壇した3つのオラクル関連プロジェクト概要

11月1日から4日までメキシコのカンクンで行われたEthereumの開発者カンファレンスが終了しました。VitalikやVlad等のコア開発者はもちろん、EVM(Ethereum Virtual Machine)を用いたアプリケーションの開...
これから「分散型取引所」の話をしよう

【これから「分散型取引所」の話をしよう】分散型交換所AirSwapの概要 4/n

Airswapは少し前にICOで資金調達を行ったプロジェクトで、P2P型のERC20準拠トークンの交換所の実現を目指しています。過去に0xや0xプロトコルを用いたRelayerとして機能するRadarを紹介しましたが、0xが取引所を志向して...
これから「分散型取引所」の話をしよう

【これから「分散型取引所」の話をしよう】ERCトークン取引所Radar 3/n

前回は0xプロトコルの概要を說明しました。0xプロトコルはEthereumネットワーク上に分散型取引所を作るための仕組みであり、オーダーブックを管理する要素としてリレイヤーという役割があるのでした。0x上の分散型取引所における売買はオンチェ...
これから「分散型取引所」の話をしよう

【これから「分散型取引所」の話をしよう】0xプロトコル上のリレイヤーとは何か? 2/n

最近になってEthereumのネットワーク上に構築される分散型取引所(以下DEX)関連のプロジェクトが増えてきました。DEXやDAC(Decentralized Autonomous Corporation=分散自立型組織)の先駆けとしては...
これから「分散型取引所」の話をしよう

【これから「分散型取引所」の話をしよう】分散型取引所はなぜ重要か? 1/n

暗号通貨界において盛り上がりそうで盛り上がらないプロジェクトの一つに分散型取引所、通所DEX( Decentralised Exchange)があります。我々が通常ビットコイン等の暗号通貨を売買する際には、BitflyerやCoinchec...