※宣伝記事です。
以前の記事で最近のプロジェクトがICOを行わなくなり、VCからの資金調達に流れが移ってきていると書きましたが、「では、伝統的なVCや暗号通貨に特化しているファンドはどのようなカテゴリーのどのようなプロジェクトに投資を行っているのか?」を調査し、2つのレポートを配信しました。

調査対象は「暗号通貨特化ファンド」と「伝統的ベンチャーキャピタル」の2つで、
- 投資家
- 投資先
- プロジェクトのカテゴリー
- 総調達額
- 発表時期
の5つの項目に加えて、各プロジェクトの概要を簡単に説明しました。
暗号通貨特化ファンドの投資動向
2018年6月19日作成。29ページ。
投資家一覧
- Placeholder
- Pantera Capital
- 1confirmation
- Multicoin Capital
- BlockTower Capital
- Blockchain Capital
記載プロジェクト件数
97件(※複数のファンドが単一のプロジェクトに投資しているケースもあるので重複あり)
レポートは以下のように「カテゴリー」「ラウンド」「調達額」「発表時期」とプロジェクトの簡潔な紹介で構成されています。
筆者へのトラストを極力防ぎ、必要に応じて検証できるよう情報ソースが存在する場合は、脚注にURLを示しています。
伝統的ベンチャーキャピタルの投資動向
15ページ。
投資家一覧
- Andreessen Horowitz
- Sequoia Capital
- Union Square Ventures
- Craft Ventures
- CoinBase
記載プロジェクト件数
47件(※複数のファンドが単一のプロジェクトに投資しているケースもあるので重複あり)
※見本
暗号通貨関連調査
「伝統的ベンチャーキャピタルの投資動向」は平野さんの依頼によって作成したものです。これ以外にもConsenSysについてまとめた研究レポート「巨大企業ConsenSys概観」を彼のサロンに提供しました。
以前『中世ボローニャ大学モデルで暗号通貨メディアを運営する』という記事を書きましたが、このレポート配信はその実験的試みになります。数ヶ月程度、レポートの配信をやってみて、可能性や課題は発見できたので、より良い体制を確立させたいと思っています。
上記のレポートは投資・ビジネス寄りの内容ですが、以下のような技術や構造に焦点を当てたレポートも提供しています。
以下は本ブログより。
- 技術
- ガバナンス
- オピニオン
- 初心者向け
- 各プロジェクト
今後も周囲と協力しつつ以下のテーマのレポートを準備する予定です。
0xエコシステム | ネットワークへの攻撃まとめ |
Bancorのシステム基礎と展望 | ERC721の広がり |
打倒Ethereumプロジェクト比較 | ガバナンス設計とトークン |
Interoperabilityプロジェクトまとめ | トークン設計 |
匿名通貨比較 | コンセンサスアルゴリズム研究 |
セキュリティトークン俯瞰 | 2018年上半期まとめ |
Custody系サービス | 買収案件リスト |
取引所の取り組み | 実質ハッシュレートの計算 |
今の所、toC向けで公開する準備は整っていませんが、toBでの提供は可能なので、ご興味があればTwitterかコンタクトからお願いします。