【暗号通貨で学ぶ英語 vol.3】render ASIC/GPUs useless&主語補語/目的語補語

シリーズ

今日の語彙 – render

render

~の状態にする

動詞

Successful attacks don’t render GPUs useless — they can be simply used on other chains.

成功した攻撃はGPUを無用なものにはしない。GPUは単に別のチェーンにおいて使うことができる。

Is The War Against ASICs Worth Fighting? – Token Economy

引用が短すぎて意味が分かりづらいので簡単に解説すると、ASICは特定のアルゴリズムに特化して製造されるので、例えばビットコインのASICはビットコイン、もしくはビットコインと同じアルゴリズムを採用しているコイン(ビットコインキャッシュ等)にしか使えませんが、GPUは使用できる範囲が比較的広いです。

例えばGPUだとETHとXMRを両方マイニングすることができます(※同時にではありません)。故にGPUの巨大マイナーは、あるネットワークを攻撃したとしても、別のネットワークに移ることができるため、ASICマイナーに比べると、攻撃の手法がより柔軟であるという意味です。

今日の語彙「render」には様々な意味があって、レンダリングのrenderや、法的文書に現れ、「提出する」を意味するrenderがあります。

ただ「~の状態にする」という意味で使われることが多いと思います。

render A useless「Aを無用なものにする」
render A ineffectual「Aを無力化する」
render A defenseless「Aを無防備にする」
render A invulnerable「Aを難攻不落にする」

これらは慣用句のように使われますので、まとめて覚えておくのが良いでしょう。

マイニングの話題でもう一例。こちらでもrenderが使われています。

語彙は難しくないので読んでみて下さい。

the first time it happens, you can hard fork to change the PoW and thereby render the attacker’s ASICs useless, but the second time you no longer have that option, and so the attacker can attack again and again.

A Proof of Stake Design Philosophy – Vitalik Buterin – Medium

今日の文法 – 主語補語/目的語補語

補語には主語に関する情報である主語補語と目的語に関する情報である目的語補語があります。

例えばI am a studentのa studentは主語補語ですね。a studentは「私」に関する情報だからです。

一方で、上のrender ASIC uselessの「useless」は目的語補語にあたります。

Successful attacks don’t render GPUs useless.

uselessになるのはSuccessful attacksではなく目的語であるGPUだからです。

補語の使い方を理解することによって理解できるテキストの範囲が大きく広げることができます。

補語が主語と目的語のどちらを叙述しているかは、補語を理解する上で非常に重要なので注意しましょう。