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Googleが政治家、ジャーナリスト向けの高度な保護機能プログラムの提供を開始

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Googleは政治家、芸能人、ジャーナリストなど一般人以上にハッキングのターゲットにされやすいユーザーに対して、「高度な保護機能プログラム」の提供を開始しました。保護機能プログラムはログインにパスワードと物理セキュリティキーの必須化、サードパーティ製アプリによるアクセスの制限、手続きの煩雑化などによるセキュリティの向上を目的としており、ユーザーは一定の利便性を犠牲にする代わりにより強固なセキュリティを享受することができます。

登録は以下のリンクから。
高度な保護機能プログラム

暗号通貨界でも2016年12月にEthereumとAugurへの投資で知られるBo Shen氏(ベンチャーキャピタルFenbushi Capitalの設立者)がスマートフォンをハックされ、当時の価格で30万ドル分のREPとETHが盗まれました(REPはAugurの、ETHはEthereumの通貨、あるいはガス代です)。その後、ハッカーによるものと見られるREPの投げ売りが始まり、REPの価格は一時的に暴落しました。

Googleから提供される高度な保護機能プログラムは著名人を対象にしているようですが、自身の月収以上の資産をPCやスマートフォンのウォレットに保管している暗号通貨投資家の方々にとっても導入検討の価値があるのではないでしょうか(年収以上の資産を暗号通貨で保有している方はハードウェアウォレットの導入が必須です)。