Ethereum系Dappsが共同でWETHの実装を統一へ

現在Ethereum上のトークンの多くはERC20という「トークンを作成する際の規格」に従って作られています。各トークンの仕様に一定の基準を設けることで、Ethereum経済圏内でのトークンのやり取りを容易にしているのです。各トークンが規格なしにバラバラに設計されていれば、各アプリケーションは独自の環境を自前で整えなければならない上に、アプリケーション間の連携が難しくなってしまいます。

新しくトークンを作る際にはERC20に準拠した形で設計するのが一般的になっているのですが、Ethereum本体の燃料として使われるEtherはERC20に準拠していません(ERC20はEtherよりも後に誕生したので当然ですね)。故にETHを他のERC20準拠トークンと同様に扱うためにはETHをラッピングしてERC20準拠トークンに変換させる必要があります。この変換後のEtherのことをWETH(Wrapped Ether)といいます。

WETHについては依然Radarを取り上げた時に簡単に說明しました。

【これから「分散型取引所」の話をしよう】ERCトークン取引所Radar 3/n

私も知らなかったのですが、WETHには多数の実装があるようで、この実装を統一しようという動きが本日発表されました。賛同プロジェクトには Augur, district0x, Ethfinex, Gnosis, Maker, Melon, Paradex, Radar Relay, The 0ceanが名を連ねており、WETHの実装はGnosisのCTOであるStefan George氏のコントラクトに基いて設定されるようです。

コントラクトアドレスは以下から確認できます。


Canonical WETH – 0x Protocol
ERC20 Token Standard – The Ethereum Wiki